大学ブログ

趣味のブログです。

水産学部の日常ブログ。北海道大学の学生の日常での出来事をつづった日記です。

水産学部生が、居酒屋でネタになる??おさかな知識をひけらかす

 

  どうも、函館の車にひかれそうになりまくっている、たもりです。

函館の人はとにかく運転が荒いっす。こっちの車校に通い始めたけど、そこの先生にも、黄色は止まれだけど、函館の人は「急いで渡れ」だから気を付けろって言われた、、、

 そんな函館には水産を学ぶために来ているわけですが、テスト勉強の時ぐらいにしかまともに勉強していない、、

普段は本を読んだり、アマゾンのstudent会員になったのでプライムビデオで映画を見たり、勉強といっても英語や簿記の勉強をしたりと、あまり水産の勉強に力を入れていない、、ということに気づいたわけですね。

 

 せっかく水産学部にいてほかの人が学ばないようなことも学んでいるわけです。その中にはトリビアの泉のごとく、知ってへぇ~となるような豆知識もあるわけですね。居酒屋なんかで、あぁ、この魚はね、と、たのしくおしゃべりしてほしいわけです。

 そこで今回は自分の復習もかねて、そんな豆知識について書いていこうと思います!!また、こーゆーことを授業でやっているんだなと知っていただけたらと思います。ほかにもいろいろなことを学んでますが(笑)

  それぞれのおさかなについて、生活史だとか、分布だとか食性だとか様々なことを学びますが、ここでは居酒屋での豆知識に焦点を当てたいと思います。

 

目次

1.1シシャモ

1.2マグロ

1.3フグ

 

1.1シシャモ

 まずはシシャモについていきましょう。シシャモは北海道太平洋沿岸に分布する、日本固有種!!なんですね~。日本固有種!つまり日本でしか取れない!これは日本人、ラッキーですね~。北海道の鵡川町はシシャモが獲れることで有名な町ですが、最近ではこの固有種のシシャモ、漁獲量が減ってきており、今や高級魚となってしまっているんですね~。

 そこで、シシャモに似ているということで、シシャモの代用品として、カラフトシシャモと呼ばれる魚が今では出回っています。

 しかし!!このカラフトシシャモ、シシャモと同じキュウリウオ科の魚ですが、属が異なる属に属します。つまり、分類学上では、この二つは全く違う魚ということになります(笑)

 札幌市民だった僕は小学生時代、給食によく子持ちシシャモのから揚げなんてものが出てきたりして、とてもおいしかった記憶があります。

が、しかし

 あのシシャモ、カラフトシシャモだったんですね~なんて、そんなことも習わなければシシャモはシシャモ。うまいうまいといって食っていて終わりですね(笑)

 そして、居酒屋なんかでも、もちろんありますね、シシャモのなんたらかんとかってやつ。居酒屋では安価なおいしいシシャモを出してくれたりしますね。お酒に合うしつまみにもってこいだと思います。

が、しかし

先ほどもいいました。日本固有種のシシャモ、漁獲減で今や高級魚。居酒屋で安く出ているなんてことはありません。つまり、あ~子持ちシシャモはやっぱちがうな~これこれ!とおいしくほおばっていたあれは、厳密にはシシャモではないということになります。

 それでもおいしいことには何も変わりありません。そんな無駄知識一つ持って、これから居酒屋に行くときには少し意識してみると面白いかもしれません。なんなら、本物のシシャモ以上にカラフトシシャモが出回っているので、にせものが本物になっているのが現状かもしれません(笑)

 

1.2マグロ

  はいつぎ!マグロですね~。マグロ属にはマグロ類と、カツオ類も含まれます。日本ではマグロ類というとカツオ類は含めませんが、海外ではそもそもマグロ類とカツオ類という区別をしていません。公海での漁獲のおよそ半分はカツオ、マグロ類らしいです。

 豆知識としては、マグロにはトロと呼ばれる部位がありますが、トロを持っているマグロというのは実は4種しか存在しないんですね~。その4種というのは、

・クロマグロ

・タイセイヨウクロマグロ

ミナミマグロ

メバチ

です。これがどのように知識のひけらかしになるかというと、お寿司屋さんでの場面。日本人の大好きなマグロ、マグロ、マグロ。そんなすしネタの中にビントロってのがあったりします。このビントロ、マグロの種類はビンチョウマグロ。あれ?このマグロ、、トロもってなくね??

 そのとおり。ビンチョウマグロ、脂ののった時期に漁獲するとまるでトロのような見た目になったりすることから、ビントロと呼ばれ始めていたのです。でもそれ、トロじゃありませんからぁ~、ざんね~ん!!

 通ぶってトロを食べたいなら、この4種を覚えておくといいかもしれません。僕はテストの時は覚えれませんでしたが。

 

1.3フグ

 はい、さいごはフグですね。フグは学生身分の僕には知識をひけらかす機会なんてないと思うので、どなたかが僕の代わりにひけらかしていただけるとと思います。

 日本では山口県は下関で有名ですね。二年前の夏休みにヒッチハイク広島県あたりから下関に行ったのを思い出します(笑)

 1960年代に完全養殖に成功したおかげか、今では漁獲量の多くが養殖とされています。養殖フグでは年に数回「歯切り」というのをしているんですね~。これはフグ同士がかみ合ってけがするのを防ぐ目的があるようです。

 フグは養殖魚の75~100%が鼻孔隔皮欠損(びこうかくひけっそん)という状態なのでこれを見分けることで養殖と天然を見分けることができます。

 鼻孔隔皮欠損とは、なんか魚の鼻の穴と、そのちかくの穴がつながってしまうというものらしいです。ぼくもよく理解していないので、そこらへんは調べてみてください。すみません(笑)

 ここで豆知識!フグといえば毒があることで有名ですが、

フグ自身は毒を作り出すことはできません!!

 食べる餌に含まれる毒素を溜め込むために、毒を持つのです。つまり、人間が餌を管理して毒素を溜め込ませなければ、毒を持たないフグは作れるのです。実際に2005年に佐賀県では養殖の毒を持たないフグをアピールしようとしました。この時はフグ肝特区という形で申請しましたが、国に認められなかったようです。毒のイメージが強いフグですが、自分は生成できないというのは意外だったと思います。

 

 どうでしたか?水産学部の豆知識、他にもありますので、僕の復習もかねてまたアウトプットしたいと思います!あざした!!